こんにちは、つばきです。
小学校の特別支援学級のことを、これから入学をする人はよくわからないと思います。
わたしも、実際、どんな時間割で、どんな「特別」があるのだろう、と少し心配でした。
小学校によって、内容は異なりますが、ある小学校ではこんなことをするよ、という事を紹介しようと思います。
・特別支援学級での活動
・学年によっての役割
・学習面以外のことを豊かにするプログラム
・入級してどうだったのか
特別支援学級になるかどうかわからない・グレーゾーンでもしかしたら入級するかも・決定している新しいママが知りたいと思うことを書いてみます。
Contents
特別支援学級での活動~特別支援学級の基本から説明します~
わたしの息子は、小学2年生から特別支援学級児になりました。
診断がつくまでの詳しくは発達障害グレーゾーンの子どもが市町村教育相談に行った話に書きました。
良かったら読んでみてください。
特別支援学級に入級すると専属の担任の先生がついてくれる
ご存知の方も多いと思いますが、知らない人がいるかもしれないので書いておきます。
特別支援学級児童になると、クラス担任以外に「支援担任」という後にクラス担任以上に一番近い存在になる先生が子ども1.2人に対し1人つきます。
息子の学年は4クラス4人特別支援児がいたので、2人ずつ同じクラスになって、2人に1人という感じでした。
障害の種類や度合いによって、つき方も接し方も全然違うという印象を持ちました。
学習面がしんどい子には、そちらに力を入れています。
人間関係や生活する上での問題が大きい子には、その指導含め、手伝いをしてくれます。
ペアにする子はうちの息子の学年の場合、対極タイプの2人を1組にしていた印象があります。
子ども同士にも相性があるので、学年が上がるごとに固定されていきました。
(発達や知的障害の子どもはこだわりが強い子が多いので「この子が無理」と思うと不登校に繋がりかねない問題なんです)
学習面の通級指導
通級とは、普段普通クラスに在籍していますが、不得意科目や理解が難しいと判断した教科のみ、特別支援学級で特別支援担任の先生から指導してもらうことを言います。
特別支援学級に入級すると、支援教室で全部の授業を受けて、普通級との交流がないのでは?と心配する保護者の方もいます。
そんな学校もあるのかもしれませんが、私の息子が通う小学校は、軽度から重度までこのスタイルでした。
・在籍の基本は普通クラス
・苦手教科のみ支援教室
主に、算数・国語が対象でした。
だから、理科や社会、体育・図工などはクラスのみんなと一緒に授業を受けるんです。
その中で、ついていけない部分を支援担任の先生がフォローする形です。
週1回1時間は縦割りでいろいろな活動をする
息子の小学校の場合、月曜の1時間目。
普通級が道徳の時間が、特別支援学級1年から6年まで集まって教室や運動場でみんなで活動する時間になってました。
1年から6年の支援学級児の集まりの時間を縦割り時間と言ってました。
・運動場や体育館で体を動かす(ボール遊びやマット運動や鬼ごっこなど)
・高学年が司会をする七夕会や誕生日会をする
・工作で作品を作る
・楽器を演奏したりそれに合わせてリズム遊びをする
・花や野菜の種まきから収穫まで
特に、運動に時間を取っているイメージがあります。
発達障害の子は運動が苦手だったり、手先が不器用な子が多いです。
苦手を少しでも得意にするために、楽しみながら取り組むカリキュラムを組んでくれてました。
縦割りの時間は、七夕会や誕生日会が一番楽しいと息子は言ってました。
この会の狙いは、支援児はなかなか同学年の中だと「責任あること」を任されにくいので、低学年中学年の子たちの代表として「会を仕切るお兄ちゃん・お姉ちゃん」として活躍する場を作るというところにあるそうです。
自尊感情を養うのに大事なことで、自分にもできると言う感覚をしっかり持って中学校へ行ってほしいという、支援の先生方の想いでもあるようです。
消極的な子も、歴代の高学年のお兄ちゃん・お姉ちゃんを見てきて、自分が5.6年になったら司会をして、仕切らないと!と張り切って頑張るんだそうです。
こういった様子は毎月の支援学級通信というプリントの写真をたくさん掲載して、教えてくれました。
1枚1枚、今も見るたび懐かしく思います。
入級してどうだったのか~もうすぐ卒業の今の感想~
いつも書いていると思いますが、わたしは特別支援学級の支援担任の先生や小学校の皆様に助けられて今日まで来たと思っています。
それぐらい、本当に入級させて良かったです。
結果、落ち着いて中学からは外せるという今の状況があります。
1から全部相談し、頼ってお願いして、できる限りのことは家庭もバックアップする。
こうすることで、息子にベストな形をとれたと満足しています。
また、息子自身も満足感があると言います。
これは、やはり小学校にもよるし支援担任の人柄にもよるので、絶対と言い切れないのが残念です。
もし、皆さんが特別支援学級に入級していたり、入級予定だったりするなら、同じように最後には「良かった」と思える環境であればいいな、と心底思います。
まとめ
学習面のフォローはもちろん、こんな事もするのか、と参考になったらうれしいです。
2年生から在籍したので、最初はどんな扱いをされるのか不安でした。
息子の情緒も不安定になるのでは?とか、周りからの目も気になりました。
結構しっかりと特別支援学級に対する学習を低学年からしている小学校だったので、6年の今日まで息子が問題を起こしても、意地悪をされたとか、そんなことは記憶にないぐらいありません(忘れてるだけかもですが・・・)
いろいろな考えで、特別支援学級に在籍しない発達障害やグレーゾーンの子もいます。
わたしは、それもまた、保護者の方が懸命に考えた結果だから、普通級にずっといることでしか学べないことを習得できたのではないかな、と思います。
もし、特別支援学級に在籍することを悩んでいる人がいるなら、こんな活動やフォローがある、我が子に必要かどうか、などを考える目安にしてください。
うちの子のように、6年になって「特別支援学級に在籍だけしている」という形を取ることもできます。
成長により不要になった支援は外すこともできるんですよ。
我が子に必要な最低限度の支援だけをしてほしいなど、学校と話し合う時間もあるので、しっかり考えてみてください。
学習障害や不登校の勉強の遅れで悩んでる人におすすめの学習法
我が家の三男は、中学生になったら特別支援級を外れ普通級の生徒として学校に通います。
やはり心配なのは「学習障害」があるので、勉強のこと。
また、空気が読めないのでいじめられ、不登校にならないかも大きな心配事です。
同じように心配されてるお母さんは沢山いるのでは?と思います。
教育関係に長年携わり、現在進行形で受験生の勉強や発達障害ある子どもの学習指導をしているわたしのおすすめはすららです。
実際さわって、見て、利用してみて良かったすららをわたしは、同じように悩む方にオススメしています。
集中力が続かない子どもも本来の3分の1の時間の学習で、それなりの成果を出せます☺アニメーションが楽しく、勉強に苦手意識ある子どももサッとすららの世界観に入っていけますよ(∩´∀`)∩
実は先月から息子に始めさせました。
結果はこれからまた書いていきますね。
とにかく「面白い」と進んでやっています。
今のところ・・・にならないことを願っています(;・∀・)
入会金 | 10,800円 |
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月謝 | 8,640円 |
高額ではなく、怪しくもないです(笑)
テレビCMなどでやってない分、安価なのかな?と思います。